大阪の映像制作・制作技術会社 (株)写楽の社長 木内の気ままなブログです。                    (文章や写真を引用される場合はご連絡ください)
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屋外サラウンド収録のテスト~
お仕事が忙しくて全く更新できていませんでした。

今日はサラウンド収録の話です。(DAWのレポートは次回で~)


さて、ホールでのコンサートやライブでは5.1chサラウンドでの収録とMAは何度かやったことがありましたが、屋外でサラウンド収録したことがない! ということでちょっと実験してきました。

放送局の知人はドキュメンタリーのサラウンドロケでショップスのマイクをIRTクロスで録ったとのことでしたが、そんな高級マイクは持ってないので「あるもん」でいろいろやってみる事にしました。
モニターはヘッドホンで、フロントL/R、センター、リアL/Rを、L/C/Rに定位させてモニターMIXで確認。

まず初め、なるべく手軽にということでリアにステレオマイクを使ってみました。
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AE5100×2、ATM57×1、AT825×1

ステレオの時と比べると、(センターとの分離に配慮して)フロントL/Rの角度が少し広くなりました。


その他、指向性の強いマイクを使うとどうなる? 角度は? 
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MKH-816P×2、ATM57×1、AT815b×2

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指向性の強すぎるマイクで5ch収録すると、それぞれで録れている音がかなり違っていて移動感や音の繋がりが悪くなる感じ。

416を5本使うサラウンド収録の記事がよく技術誌に出ていたりしますが、あれは巨大な滝など単一指向ではあまり音が違わないような音源とかに向いているんだと思います。

屋外ではIRTクロスで録る場合がけっこう多いそうですが、試行可能な場合にはセオリーにとらわれず、音源や録りたいイメージに合うようにマイクや角度は適宜変えたほうが良いと思いました。
IRTクロスはお手軽ではありますが、屋外ロケでは音源に追従してフロントを少し上・下に向けた場合など、リアが変な方向に向いてしまうので好ましくないこともたまにあるようです。


それと7.1ch用の7ch収録の実験も。
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AE5100×2、MKH-816P×1、AT815b×2、AT825

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7chともなると被ってばっかりでは分離が悪くなりそうだったので指向性マイクを居り混ぜてみました(笑)


今回のレコーダーは超お手軽なZOOMのR16です。
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単3電池も入れておきましたが、DC12V→5Vの変換でIDXのEnduraで駆動。恐らく1日中使えます。

R16はファンタムが2chぶんしかないので、電池駆動可能なマイクは電池で、他はWENDTのNGS-X3をファンタムとHAとして使いました。収録チャネルの並びが変なのはファンタム供給の兼ね合いです。

ゲインが必要なサウンドスケープ収録ではR16のHAではさすがに厳しいですが、外部HAを使えばOKな感じ。


環境音収録ではマイクやHAのS/Nがけっこう大事です。音源にもよりますが、小さな音の場合はS/Nが70dB程度のマイクではそこそこノイズが目立ちますから、S/Nの良いマイクがおすすめ。

スタジオ用のラージコンデンサーは安いものでもS/Nが良いものが多いですが、風と湿気にはめっぽう弱いので屋外運用はけっこう難しいです。風防を外して録れるのは完全に無風の時だけ。
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個人的には音質の良いラージダイヤフラムのマイクで屋外サラウンド収録をやってみたいところですが、風対策や足場の悪い場所への徒歩移動は大変。
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不整地ではマイクスタンドではなくて写真用の三脚の方が使いやすいです。
あとはゲインがかなり上がっていると息を殺すにも限界があるのでマルチケーブルで延長した方が楽だと思いました。


ラージで5本は大変ですが、今回の実験で2本使ったオーディオテクニカのAE5100が良かった(ラージと比べると若干ディテールが整理される傾向ですが)ので、コスト的にも機動性としてもAE5100を増やすのが良さそうだと思いました。

http://www.audio-technica.co.jp/proaudio/instrument/ae5100/ae5100.html
なんかドラム用マイクみたいな紹介ですが、サウンドスケープ用としても良かったですよ!

XYのステレオマイクは手軽なのでよく使っていましたが、音源によって角度を変えたりできないのでけっこう制約があります。BP4025にも興味があるんですが、自由度の高いAE5100かな。
それと、MSマイクは定位がはっきりしすぎるのでロケでは嫌いです。ドラムトップや近距離で使うCMS-2は好きですけど、USM-69はXYにする派。


というわけで、屋外サラウンドのテスト収録でした~。


映像制作/音響制作/制作技術
株式会社 写楽 www.sha-raku.co.jp
サウンドフェスタ 2010 に行ってきました。(その1)
今年も大阪国際会議場(グランキューブ)で2日間開催され、各地からたくさんの方が来られていました。

サウンドフェスタやInterBEEではふだんなかなかお会いできない方とバッタリというのが多いですね(笑)。

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今年は2日間とも行けたので、初日に展示を見てまわり、二日目は主にセミナーを聞きに行ってきました。独断と偏見で気になったものを何回かでレポートします。(全て個人的な感想です)

さて、まず気になっていたのがタックシステムの残響除去プラグイン「NML RevCon-RR」。
会場でバッタリ会った先輩のエンジニアさんに担当の方を紹介していただいて、実際に音を聞かせていただくことができました。

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(C)TAC System

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(C)TAC System

残響除去の処理では、まず「目的の音」と「残響成分」を分離するんだそうです。
例えばゲートやエキスパンダーでスレッショルド以下を落としてしまうと、もともと小さい音や残響ではないテイルなどが潜って消えてしまいますが、この残響除去プラグインは元の音と残響成分を分離する事によって、残響成分のみを効果的にリダクションできるんだそうです。すごいですね。

音声が解析され、抑圧のアタックやリリースのカーブやレベルを手動調整して、条件や目的に合わせた処理ができるようになっているそうです。

メーカーのWebに上がっているサンプルでは強めにかけられているようで、少しロボットボイスのような感じになっていましたが、手動調整で状況や用途に応じてバランスの良いところを探ればかなり有効に使えそうだと感じました。

劇場公開用で小声のセリフオンリーのようなシーンでは設定が少し難しそうですが、背景にSEやBGMがある場合、また想定する視聴音量がそれほど大きくないテレビドラマなどでは少し強めに掛けても十分耐えられると思います。

もちろん、収録時のマイク選択や集音方法の工夫で可能な限り良い素材を収録するのが大前提ですが、ロケでは(部屋の残響やフラッターエコーなど)音響的な条件が良くない環境で収録しなくてはならない事も多いのが実際ですから、これまで対応策がなかった残響成分の除去ができるこのプラグインは非常に画期的です。

Steinbergの波形編集ソフト「WaveLab6」に搭載されているような高度なスペクトラムエディタとこの残響除去プラグイン、その他AdobeのAudition(NR、クリップ修復など)を活用すれば、現状では世界最高水準の補正環境が構築できると言っても過言ではないでしょう!


たた、実際に使ってみたエンジニアさんのお話では、現時点の「残響除去プラグイン」では、残響条件が変化する素材には正確には追従できないとの事。

ガンフォローやピンマイク、複数マイクがミックスされた素材で残響条件が刻々と変化する場合、(実際やってみないとうまくいくかどうか分かりませんが)細切れにして段階処理・個別処理すれば何とかできるかもしれませんね。


これは私の単なる思い付きですが、今後の機能として、残響条件が変化しない場合に関してはサンプリングリバーブのようにロケ場所で残響測定用の素材を録っておいて、それを元に残響除去できたら面白いんではないでしょうか。
簡易に手を叩くとか、または全方位SPとは言わず簡易にどこにでもありそうな小型スピーカーでパルス(パルス的なスイープ)を出して収録する程度なら、編集用のルームトーン(暗騒音)を録るついでにできますよね。

まあ分離の理論を全く知らない私の妄想はさておき、元々の音と残響成分を分離できる機能を応用して、残響成分のみを取り出すという処理も聞かせていただきました。

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音楽の2chのステレオソースから残響成分を分離してリアの2chに配置すると、(ステレオエンハンスなどで)位相をいじくってリアに配置してみたり、リバーブ(エフェクト)をリアに飛ばしたのようなものとは次元の違う自然さでした。

おかしなな位相だったり、それっぽい音がリアから聞こえるような「なんちゃってリア」とは違って、とても繋がりが良くて包み込まれるような音場ができていました。

残響除去も画期的ですが、この使い方もまた素晴らしいですね。
正直、この使い方は秘密にしておきたい(笑)



それから、ノイマンのTLM102。
こちらも初めて実際の音を聞かせていただきました。

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最近流行?のフラムが1枚でカーディオイドのみのラージダイヤフラムマイクです。国内では6万円強だそうで、定番のU87の1/5ほどの価格ですが、87にも引けをとらないです。

もちろん87と同じではありませんが、おいしい感じでミッドハイが立って、プレゼンスブーストも利いたノイマンらしい音でした。

ショックマウントがありませんが、内部のフラムがゴムマウントされているそうです。また、ローカットがありませんが、もともと87ほどのローは出ない感じ。
ただ、ローてんこ盛りの大音量な音源の場合、HAやミキサーのローカットだけで行けるかな~?
一般的に条件によってはマイク側でLCFを入れないと厳しい場合もありますから、ちょっと気になります。

しかし、2~3万円の中○製の低価格ラージダイヤフラムコンデンサー(うちでも何本か使っていますがw)ではやっぱり出せない音だなぁと感じました。
低価格のラージコンデンサーでは低湿度で保管していても数年でごく微妙にリップルが乗ってきたり、サラサラ言い出したり、フラム部分の経年劣化で音質が変化して同型機種でバラツキが出てくるものがけっこう多いん(かなり微妙なので気付きにくい?)ですが、TLM102はドイツで製造していて上位機種と同様にフラムのテンションを手作業でネジで固定しているので、経年劣化に関しても優れているんだそうです。

2~3万円のラージコンデンサーで「けっこうイケる」と妙に納得してみたり(泣)、何本か乗り換えて散財(泣)するよりは、TLM102を選択すべし。>私


U87のカーディオイドと比べると指向性が少し広め、声でテストした感じでは87より若干オフでも、また若干オフアクシスでもf特が変化しにくい感じでした。

楽器録りに関しては使ってみないと分かりませんが、ナレーション収録用としてはダイナミクス(87とはちょっと違う印象だった)を上手に処理すれば87の代わりに使っても何ら問題なさそうです。指向性が広めで微妙に距離が変わっても音が変わりにくいのはナレ録りでは便利でしょう。

ただ、風防のネットの関係なのか、個人的には87と比べると薄いベールがかかっているような印象を受けました。

それと、耳に毒なので(欲しくなるので)隣のTLM67は試聴しませんでした(泣)



続いてオーディオテクニカのリボンマイク。

残念ながら、私自身はスタジオレコーディング畑の人間ではなく歳も若いので、リボンマイクを使った経験は数えるほどしかありません。

Colesの4038はすばらしいマイクだと思いましたが、77DXやBK-5Bはどんなコンディションなのかよく分かりませんでした。昔の同録で聞くBK-5Bの音は好きです。

それとALTECの639Bを個人的に1本だけ所有していて全ポジションでちゃんと音も出ますが、正直なところリボンの状態がどうなのかはよく分かっていません。

その他、映像収録に行った時に、とあるホールのカゲアナをラインで聞いて「この音はなんだろう?」と小屋の音響さんに聞いたらアイワのリボンだった…くらいしか経験がないのですが、AT4080とAT4081を聞かせていただきました。

AT4080とAT4081
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(C)Audio-Technica

AT4080のローのふくよかさと丸さは他のダイナミックやコンデンサーにはない感じです。私の貧弱なリボンマイクの知識で説明しますと、AT4080はColesの4038にちょっとだけミッドハイの硬さを足したような感じかと…。

それと、(ファンタム給電で動く「プリアンプ?」が入っている)リボンなので仕方ないですがラージのコンデンサーほどのS/Nはありません。4080で70dBくらいです。ハイ落ちもリボンらしい感じ。
ミッドハイの微妙なピーク感は、声(風邪のガラガラ声)で試した感じでは(BK-5Bのようなミッドの張りは強くなく、BK-5Bより若干ハイが)少し硬めという印象でした。色んな楽器に使ってどう聞こえるのかは使ってみないとわからないですが、男性Voに使ってみたいところです。

ただ、「リボンマイクはソフト」というイメージを良くも悪くもひっくり返されたR○YERのリボンほどの強烈な印象はありませんでした。R○YERはちゃんと使いこなせる人には素晴らしいマイクなんだと思います。

AT4081は200Hz以下がけっこう落ちている感じで、ごく簡単に表現すると、C-38BをV2ポジションにして5kより上をシェルピングで緩やかに落としたような感じ? 音質的に似ているマイクを無理に挙げればMD441かなぁ。

うーん、ちゃんと表現しきれないです。音の傾向を正確に説明するのって難しいですね。それと、f特だけでマイクを語っても仕方ないですから、実際に試さないといけませんね。
(デモで借りると欲しくなっちゃうんで、デモ依頼はほとんどしませんw)

本物のリボン経験が皆無に等しいので、すぐには最適な用途が思い浮かびませんが、AT4080は良い感じです。ステージ現場に持ち出せるColesの4038ライクなマイクが欲しかった方にはとても良いんではないかと思います。

昔、某局のラジオスタジオで常設していたM88RP(FOSTEX)(プリンテッドリボンという名のダイナミック)を(朗読録り用などのバリエーションとして)いつか欲しいと思ってたんですが、M88RP→AT4080に変わりました。個人的にM88RPは時々ディップがあるように聞こえるんですよね。

M88RPと似ている(さすがプリンテッドリボン!)ではなくて、ローもミッドハイの張りも、それと実使用でのS/Nも4080のほうが明らかに良いです。4080も4081も、開発者がリファレンスにしたマイクが何だったのかとても興味があります。

指向性はAT4080、AT4081とも綺麗な8の字型の指向性でオフアクシスはローもバッサリ聞こえないです。これほどローからハイまでオフアクシスが綺麗に落ちるマイクは少ないと思います。

個人的には双指向じゃなくてカーディオイドだと使いやすいんだけどなぁ。
(私には本物のリボンマイクをレビューできる見識がありません…orz)

これまで、個性を主張しないマイクが多かったテクニカですが、今回のリボンマイクのような面白いマイクをどんどん出してほしいですね。
次は灰色でおなじみ弦向きのロングチューブのマイクとか…。最近ゼンハイもロングチューブ出してますし。


うちの会社ではグーズネックやらバウンダリーやら何だかんだでオーディオテクニカのマイクが約40本あります。製品群としては地味ですが、ここ数年のAEシリーズなどは特にS/Nが良くなっていて、数万円のスティックタイプのコンデンサーマイクが海外製の定番スタジオコンデンサーマイクを凌駕しているような仕様だったりしています。
実際の音も使い勝手もなかなか素晴らしいですよ。

同じフラムのAE3000とAE5100(ともにフラムはφ24.3mm)では、比較してみたところAE3000のほうが良いと感じましたが、うちの会社(映像制作がメイン)ではウレタンやソフタイ、カゴなど風防関係の自由度が高いAE5100を気に入って使っています。

海外の映画録音エンジニアがダイアログ収録で条件に合わせてカーディオイドのCMC(Schoeps)を使ったりするように、うちの会社でも条件によってMKH-816をAE5100に換えて録ることがけっこうあります。個人的にCMCだと実際の音源には無いガサガサ、ツヤツヤがたまに気になるんでAE5100なんです。CMCは高いですしw
真似したわけではなくて海外の事情を知らないうちから色々試したらそうなったんですよ~。


Eラーニング用の音声収録でAE5100を使用した例
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こういった条件の場合、ラージダイヤフラムの大型マイクでは視界の邪魔になってしまう事がありますが、AE5100だと質を落とさず小型化できる感じです。スタンドはTOA製です。

このときは音声のみ収録。とある映像スタジオだったので若干残響はマシでした。AE5100(距離20cm)で行きました。周囲の残響が大きければBeta57Aにしたかも。

最終的に16bitの32kHzや22kHzサンプリングなどにする場合でも、マイクが良いほうが上がりは良いです。もちろん、質の良いHAとセットで使いましょう。

個人的な感想ですが、AT4060や4040、AE5100やAE3000の印象として、テクニカのラージは他社と比較すると全般的にオフマイクになった時の音量の減衰が大きいと思います。

これを欠点ととるか特徴と考えて利用するかによって評価が分かれると思いますが、マルチマイク時のカブリを整理しやすい点は便利だと思っています。

また、条件によりますが、音質が良くてもかなりデッドな環境でないと残響を拾いやすかったり無駄にザワザワしてしまうことがある他社の定番ガンマイクと使い分けるのも良いですね。


テクニカは色付けの少ないマイクが多いのでつまらないと言う方もいますが、フラットなマイクはどんな用途でも変なクセが耳についたりしにくいので良いと思います。
強烈な個性が無い方が便利と感じるか、つまらないと思うかはマイクに何を求めるかで違いますが、個人的にはクセが少ないマイクは音作りがしやすくて使いやすいと思っています。

無論、ローカットとリミッタしかないようなロケミキサーでは音作りなんてできませんから、ちゃんとした音声卓とアウトボードを現場で使うか、MAやTD(MIX)での処理が必須です!

まあしかし、ブリブリなボーカルとかブライトなピアノ、弦や木管・金管の雰囲気を変えたい場合や吊りは他社マイクで行きましょう。私もテクニカのマイクだけで全て成立するとは思ってないです。
マイクの選択はエフェクター的な部分も大きいですからね。

ブリブリなマイクも大好きですよ。ゲッフェルで録る木管の陰鬱さも「イィー」ので酢。



おまけ。(サウンドフェスタで映像機材なのでおまけ扱いですw)

今回の展示会が初公開というローランドのマルチビューワー「MVS-12」。

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SD(VBS)を最大12系統入力して、HD(最大1920x1080 59.94i)(RGB/HDMI)出力できる画面分割コンバーターです。

最近の小型HDスイッチャーではモニターへのマルチ画面出力ができる機種が増えてきていますが、まさにその部分が単体になった感じです。
※この機種はSD(VBS)入力のみです。

MTXアウト(VBS)も4つ。MTX選択中の4ソースをQUAD出力(VBS)できる機能も搭載されていました。

従来、数多くのSDソースをHD出力で多数分割できるコンバーターは数百万円していました。また、少し前までHD出力の4分割コンバーターでも50万円ほどでした。

うちの会社でもバラシ運用で現場に持ち出す映像モニターを減らしたい場合など、画質やアイリスを調整するビデオエンジニア以外のスイッチャー用のソースモニター用としてSDの4分割コンバーターを何台か使ってLCDの20インチ(複数)で見ることがあるんですが、コンバーター出力がSDなので解像度が落ちるのが気になっていました。
(まあ、ソースモニターに6インチCRTとかHRでない9インチCRTを使うと考えればそれほど大きな差はないですが)

SDソースの解像度をしっかり見たい場合、HDでも4画面程度が限界ではありますが、12ソースまで一度に対応できるというのは非常に便利ですね。配置のほか、ソース名の表示変更も可能。

まだ価格が決まっていないとの事でしたが、たぶん20万円以下?ということでした。
ここ4年ほど、ローランドの映像機器に関する目の付け所と価格設定には目をみはるものがありますね。




さて、次回は注目しているSteinberg製品(先日発表されたNUENDO5と近くVer.7が出るというWaveLab6)などのレポートの予定で~す。

これ、私の「備忘録」と「欲しいものリスト」になってますね。


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ふるーいVTR(統一Ⅰ型VTR) 復活への道 (その6)
ごぶさたしております。
ありがたい事にお仕事が忙しくてブログの更新が出来ませんでした。

たまにはお仕事をちょっと休憩して、今日は久しぶりに統一Ⅰ型のネタです。

何の事か分からない方のために説明しますと、ふるーいVTRを復活させてみようというネタです。(説明になってない…)
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音声のオープンリールレコーダーではありません。
オープンリールのビデオです。

長いこと続きを書いていませんでしたが、統一Ⅰ型のことを飽きたり忘れたり、諦めたりしていたわけではなくて、ちょいと壁にぶち当たって思案していたんです。忙しいのにかまけて放置してたとも言う?


さて、簡単におさらいしますと、家庭用として市販されたビデオのフォーマットには、Uマチック(1970)やベータ(1975)、VHS(1976)などの前にオープンリールタイプのVTRがありました。
(私自身32歳なのでリアルタイムの経験ではなく、書籍や資料、OBや先輩の話を元にまとめています)

家庭用オープンリールビデオの多くはVHSやベータなどと同じ1/2インチ幅のビデオテープを使う規格で、最初は片フィールド記録のVTRに始まり、次第にカラー化も進みましたが、当初はメーカー間で規格が統一されておらず、特にカラー規格に関しては互換性が低かった時期がありました。
そんな中、1969年に家庭用の統一規格として登場したのが、この「EIAJ-1、統一Ⅰ型」です。

企業や学校ではそれなりに使われたようですが、扱いが楽なカセット式のUマチックに取って代わられ、本体やテープの価格が高かったので一般家庭にもほとんど普及しなかったようです。統一Ⅰ型は、私が知っている範囲では旧ソ○エトの宇宙飛行士訓練センターで1989年頃に使われていたというのが最新の情報です。

40年も前のVTR。今では再生装置を探すのもかなり難しい状況です。

「いつでもいいから、もし再生できたらダビングしてね」と知人からテープを預けられていて、箱に書かれたタイトルを見るとどうしても再生してみたい…。

そこで色々な問題にぶち当たりつつも、長い間倉庫に眠っていたVTRをなんとか復活させようというのがこのシリーズネタです。はい、仕事ではなくて趣味です。

(以前の再生テスト)


さて、なんとなく今まで「みんな知ってるだろう」と思って省略していましたが、最近「アナログのベーカムで撮ったことがない」というカメラマンやVEがちょいちょい増えてきてショックを受けたので(笑)、それよりはるか以前のビデオの初期の歴史を簡単におさらいしときましょう。

世界で初めて放送局用のVTRが発売されたのが1956年(米Ampex製 VR-1000)。2インチ(≒5cm)幅の太いテープ使うオープンリールタイプで、当初は東部と西部で時差のあるアメリカで番組を時差送出するために導入されましたが、程なくして放送前の収録用や記録用としても多用されるようになっていきました。

※動く映像の電子記録装置としては、英BBCが1952年に開発したVERA「ヴィェラ」(Vision Electronic Recording Apparatus)が世界初といわれています。テープ速度は5.08m/sec。1リールで15分録れたそうです。

VR-1000は比較的よく知られているので、ちょっとマニアックなVERA

技術解説も面白いですね

音声信号の200倍もの帯域が必要で、固定ヘッドなのでものすごいテープスピードです。これだけ早いと慣性で安定しそうな気がしますが、安定性と正確さが重要との事。


オマケ。世界初のカラーハンディカメラ(バックパック付き)
1969年のメキシコ五輪で活躍した機種だそうです。

プランビコンの2管式だそうです。現在、スタンダードカメラ(箱カメ)とハンディカメラの違いはレンズ性能だけですが、30年くらい前まではハンディ用カメラに切り替わると明らかに画質が落ちたそうです。


Ampex製の2インチVTRは国内では1958年頃から導入が始まり、当時の価格はVTR一式が2,000万円、60分テープが1本で10万円(当時、軽自動車が買える金額)だったそうです。

すこし新しいVR-1200(Ampex)


国内では、テレビ放送開始から1970年頃までの生放送、またはVTRで制作された番組は、(1958年以降の)2インチVTRのほか、高輝度ブラウン管をフィルムの(動画)カメラで直接撮影して記録するキネコ(キネスコープ・レコーダー)で記録されたものが残されています。

しかし当時はビデオテープが非常に高価だったため、放送済みのテープの多くは使い回しされていました。またキネコも1970年代初期まで使われていたようですが、映像の再使用など何か目的が無ければ録らないのが一般的だったそうで、残念ながら70年代前半頃までの生番組やVTRで制作された番組の多くは現存していません。

1970年代後半でも全てが残されているわけではなく、私が知っている範囲では、ある放送局では「全ての番組を残すようになったのが198X年」とか、他局では「基本的に生番組は(番組内で使ったV素材以外は)法定同録の期間を過ぎたら何も残らない」という話も聞いたことがあります。(放送局によって違いがあります)
個人的には自分が生まれる前の「8時だよ全員集合」がしっかり残っているのが嬉しいです。

しかし、放送局としては公式に残していない映像も、スタッフや出演者が私費を投じてビデオで同録(エアチェック)して残していたり、視聴者が録画して残っている場合がけっこうあります。年末恒例の某歌合戦(1960年代後期~70年代前半)で、家庭用オープンリールVTRで録画された映像しか現存していない部分や年があるのは有名な話ですね。

そんなわけで、統一Ⅰ型VTRで残された映像は貴重なものがけっこう多いんです。


過去5回、デッキの掃除、電源、ちょっとした回路の修理、テープ鳴きでの湿気取りなどを取り上げましたが、ずいぶん長いこと更新できずにいました。
(続きをご覧になりたいと仰っていただいた方々、すいませんでした)

今回も完結しませんが、微妙にちょっとだけ(笑)進展があったので状況報告です。

テープ鳴きの対策、ヘッドドラムへのテープの進入角度や位置などテープパス関連の調整(機種固有の資料がないのでトライ&エラー)をしてだいぶ改善できましたが、現段階ではこんな感じです。
音声はアナログベーカム並の音質ですが映像のノイズが消えません…。



よく見ると画面の右端に2インチVTR特有のヘッドの切り替えノイズが見えます。この番組は(外での取材撮影は16mmフィルムで)2インチVTRで収録(スタジオ完プロ)したものが放送されたようですね。(恐らく番組はカラー放送だったと思いますが、録画した統一Ⅰ型VTRが白黒タイプだったので白黒です)


そして、いろいろと確認していったところ新たな問題が浮上。これです。



ヘッドからの微細な信号を伝えるスリップリングが劣化(金メッキみたいなんだけど針が腐食)していて、回転軸もゆがんでいる様子。

これ、間違いなくノイズの原因になってるな…。

映像に出てくるBVU-800はU-maticテープの再生用としてキープ(自分でメンテ)しているものなので部品取りするわけにはいきません。

AV-5100のスリップリングの調整を試みましたが、うまくいかずノイズは消えません。これは、代替の部品を探すしかない…。(これで1年停滞)


その後、色々と調査したところ、某砧の技研さんでも統一Ⅰ型を復活させる際にスリップリングが劣化していたので代用部品を使ったとのこと。

やっぱりかぁ~と思いきや、あちらさんでは代用としてなんとHD D-5のVCRのスリップリングを用いたとの情報…。(いくらか知りませんけど)さすが財力が違いますね…。


費用をかけず腐食したスリップリングに代わるものを…

というわけで、カメラ部不調のBVW-400をタダ同然で入手。

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おお、Rがおかしい。

かつての放送番組取材の定番BVW-400も、今では正常に使えたとしても仕事で使う機会は「ゼロ」。
しかもこれは不調。となれば分解して色々やってみたくなるのが性。

以前、引退したBVP-70ISやBVU-950を勉強用(?)としてバラバラにした経験(もう一台の70ISは超高感度カメラに改造して遊んだら白煙モクモクw)、DXC-537Aをニコイチで生き返らせた生兵法を生かし、今回もバラバラ。

BVW-400
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かつて定価750万円だったというカメラも古くなって故障していたのでは産廃同然。私にかかるとバラバラです(笑)

アンプゲインが安定しません。CCD出力のカットオフもおかしい。
今回はサービスマニュアルも延長基板も無いので故障箇所の特定は無理っぽい。
というわけで、何回も抜き差ししつつ遊び半分で調整を試みます。

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遊び半分でいくつかコンデンサーを交換。WFMとVECTORを見つつ、ちゃんとした映像が出るところまで行きましたが、やっぱりきちんとは安定しない感じなので終了。

しかし、BVW-400(F8)の画質ってこの程度でしたっけ? SDでも感度F11やF13、S/N=65dBなんかのDSPカメラに慣れていると、どう調整しても旧々世代の画質だなぁと思いました。

脱線しましたが、なんでBVW-400か?
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これです。スリップリング! ピカピカです。
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ちなみにこのカメラの現役時代、ヘッド交換には100万円以上かかったそうです…

まあ、これを外して統一Ⅰ型に付けることが可能かはまだ未知数なんですが、「そういえばBVW-400もスリップリング付いてたな~」という記憶を元に、(タダ同然で)入手できるチャンスを待っていたのです。

とりあえず、使えそうな部品を入手できました。
なんと今回はこれだけですが、統一Ⅰ型の復活は長ーい目でご覧ください。

なぜここまでして古いビデオテープを再生したいのか?
それは、そこにテープがあるからです(笑)。

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以前の記事は「統一Ⅰ型」のタグでまとめて見られます。
USTREAMで生放送のテスト
みなさまGWはいかがお過ごしですか? 私は毎年恒例でお仕事です。


さて、この忙しい最中にやらんでも…とは思ったんですが、「疑問点を残したまま放置しない」という私自身の方針のもと(笑)、以前から気になっていたUSTREAMのテストをしました。

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私がインターネットを始めたのが1996年。当時は14.4kbpsのアナログモデムで、インターネットの家庭への普及率は1~2%。まだ多くの人がインターネットを知らない時代でした。

また、私とインターネット映像配信の繋がりは古くて、1998年頃には56kbpsのストリーミング映像中継でカメラマンをしたことがあります。とても小さい画像サイズでフレームレートも低かったので、見やすいように色々と考えて工夫した記憶があります。

その後、放送番組やVP制作などと並行して黎明期のインターネットストリーミング中継や映像を用いたEラーニングコンテンツ制作の仕事を色々と経験しました。

CD-ROMへ映像収録する場合やISDN回線経由など、パソコン用ビデオの画質が悪かった時代、見やすい撮り方や編集の間合い、圧縮エンコーダーの設定や音声レベルなど、ずいぶん研究して努力してきました。当時は同じ方式でも設定が各社各様で、画質や音質の優劣の差がとても大きかった時代でした。

現在でもインターネットストリーミングでは放送規格や番組交換基準のような運用上の統一基準が存在していませんが、視聴環境の調査を含めた黎明期からのノウハウの蓄積は今でも役に立つことが多いです。
基本的に弊社の運用基準は公開していませんが、個人的な関係がもとで、某放送局さんのWeb映像配信の運用規定として弊社の運用基準の一部を採用していただいています。(技術的には大した内容ではないですけどねw)

また、IP伝送がサービスとして提供され放送局での使用が一般化する以前、ライブストリーミングをラジオ(地上波)の生特番の伝送(中継先→受けスタジオ)の予備予備回線として利用した事があります。
(メインはスタジオと中継先での掛け合いが可能なNTTの臨時専用回線を使用する中継用の音声コーデックを使用しましたが、場所の関係で臨電の回線状況が安定しない場合はバッファーが長いぶんWME経由のほうが一方向の伝送路としては安定していた事もありました)

その後、ADSLが一般的になり、WindowsMediaやFLASHなどで映像とデータをリンクさせたりする複雑なエンコードが出来るようになってきた頃から映像制作会社と専門のWeb制作会社が分業するようになったように思いますが、画質に関わるエンコーダーの設定は、現在でも映像制作会社のほうがノウハウを持っている場合が多いですね。

ただ、映像ファイル圧縮のノウハウは、一般的なプロの映像制作現場の技術だけではカバーできない要素がけっこう重要なので、現在でも映像制作会社によってエンコードの得手不得手の差は大きいようです。うちは得意ですよw


現在では携帯電話でも動画は珍しくなく、YouTubeやVimeoでインターネット動画はHDが当たり前になっています。
また同時再生数や転送量が莫大でなければ、専用の映像配信サーバーを使わなくても自社サイトに映像ファイルを置くだけで映像配信が可能です。

しかし、実はごく最近まで「生放送」となるとちょっと敷居が高かったんです。

ごく簡単に説明すると、WindowsMediaEncoder(マイクロソフトが配布している無料エンコードソフト)では、設定次第でエンコードしているPCからインターネット経由で直接生放送が出来るんですが、映像入力に使えるキャプチャデバイスが限られていたり、WindowsMediaServer(配信サーバー)を経由させないと同時に多数の視聴者には対応できない問題がありました。
また、リアルメディアでは接続数に応じたサーバー契約が必要で費用がかさむデメリットかありました。

インターネットで映像の「生放送」をしようとした場合、どうしても配信サーバーが必要になるんです。

無料のサービスでは配信トラブルがあってもいつ会社が消えてなくなっても文句は言えないので(笑)基本的にお仕事ベースでは使えませんが、無料ではなくリーズナブルな価格で業務にも使える有料配信サーバーはこれまでほとんど存在していなかったので、USTREAMの登場はライブストリーミングの業界に変革をもたらすかもしれません。ニコ動も同様ですね。


というわけで、USTREAMでどの程度の生放送ができるのか実験してみました。

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…今日の収録現場への出発時刻が迫ってきたので端的に書きます =3

USTREAMのアカウントを登録。
パソコンにAdobeが無料配布しているFlash Media Live Encoder(Win/Mac向け両方あり。以下FMLE)をインストール。

USTREAMの画面からサーバー設定のxmlをダウンロードしてFMLEでプロファイルを読み込みます。
ごく簡単な設定で配信サーバー(Flash Media Server)への接続が出来ました。

配信映像のサイズやビットレートはFMLE側の設定が優先されます。
今回はH.264ではなく、より多くの人が視聴しやすいVP6で色々なサイズ、ビットレート、画面アスペクトのテストしました。

色々テストしつつ、最長で連続3時間ほど継続しましたが、一時的にコマ落ちが発生したものの、適切な画像サイズやビットレートに設定していればリンク切れや接続のリセットは起こりませんでした。配信サーバーの状況にもよると思いますが、安定していますね。

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さすが圧縮効率の良いVP6。同じビットレートでも他のコーデックより見た目が良いです。

WindowsMediaではライブストリーミングで一度も切れたりしていないのにいつの間にかディレイが増大していって1分以上になることがありましたが、今回、Flash videoのライブストリーミング配信で確認できたのは数秒から10秒程度のディレイでした。


そして、私にとってはここが必須の部分ですが、USTREAMではFMLEが認識するビデオキャプチャデバイスを使用すれば、WebカメラやUSBカメラだけでなく、外部から入力した映像と音声を配信できます。WMEより対応できるキャプチャデバイスが多いようですね。

弊社のような映像制作の制作技術会社が関われば、マルチカメラのスイッチング映像(テロップ付き)とミキサーからの音声入力で、放送番組のような生放送が可能になります。

実際の配信映像。設定次第ではけっこう綺麗です。
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(圧縮による映像の破綻やコマ落ちを確認する動くカラーバー)

映像はH.264かVP6、音声はmp3だとステレオにしてサンプリング周波数やビットレートも自由に設定できるので、音楽ライブなどの映像配信で音質を重視したりする事も可能です。

低予算でのイベント中継や、長時間の学会などの中継に便利そうですね。
同時接続クライアント数や利用時間帯による安定性など、さらに確認と検証を続けて行こうと思っています。

ライブストリーミング放送も(方式を問わず)弊社におまかせあれ!


映像制作/音響制作/制作技術
株式会社 写楽 www.sha-raku.co.jp



5/7追記。

翌日、H.264による試験放送を連続6時間行ないました。
一度も切れず、問題は何も起こりませんでした。

Flash Media Live Encoder、Flash Media Serverともに安定しています。

USTREAMスバラシイですね。
また四国に行ってきました。今度は高松。
ロケと編集に追われてなかなか更新できませんでしたが、出張ネタをひとつ。編集はまだ色々残ってますけど…orz

先日、プロンプター撮影でまた四国に行ってきました。
今度は高松市。今年は公私共に四国にとても縁が深いようです。

数年ぶりの高松駅周辺は再開発できれいで広々とした感じになっていました。ナビの地図とずいぶん違っていたので、このあたりに車で行かれる方は事前にインターネットの地図で目的地を確認されるのをおすすめします。

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今回、音声は有線ピンのECM-77B/9Xがメインで、予備チャネルはMKH-816Pでした。わりと響く部屋だったのでAE5100のほうが良かったかなとも思いつつ、ミキサーは弊社ではおなじみWENDTのNGS-X3です。
このミキサーのS/Nを経験すると、他社のロケミキサーには戻れないです(笑)。

プロンプター原稿はクライアントさんのノートPCからリアルタイムに出力されています。ノートPCを直結する方法だと原稿の修正が早いのでとても便利ですね。 収録は滞りなく終了。


ロケ終わりは恒例(笑)のご当地巡り。まずはクライアントさんにカレーうどんで有名な「鶴丸」さんに連れて行っていただきました。高松のうどんはコシが強くて美味しいですね。

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おでんのカラシは少し甘めで、たっぷりつけると美味であります。

もちろん汁も完食。この後は、さらに飲みに連れて行っていただきました。
M社長様、本当にいつもありがとうございます。


そして翌日は、クライアントさんの飛行機が午後発だったので、技術スタッフも一緒に「四国村」(観光)に連れて行っていただきました。
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たいてい仕事で行くとどこに行ってももとんぼ返りで、どこに行っていたか記憶に残らないことのほうが多いんですが、今回は撮影の翌日を移動日としていて時間があったのでご一緒させていただきました。

さすがに観光旅行じゃないですからあんまりゆっくりはしていられませんが、せっかく行ったならご当地を楽しんで帰らないとですね(笑)。 


「四国村」は地元出身の建設会社の社長が作ったという屋外博物館で、江戸から明治にかけての民家や燈台などの関連施設、農業設備や倉庫、和紙の工房や醤油の醸造所などの産業遺構が四国の各県から移築されて展示されています。

民間が資本を投じてこういった博物館を作ったというのは拍手ものだと思います。今となっては相当数が文化財指定されているようですが、ここに移築されなければ完全に失われてしまっていたものがほとんどでしょうね。
四国村が作られた34年前という時期も絶妙だったと思います。

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資料や写真ではなく実物が残されているのは実に興味深いです。

さすが民間が作っただけあって、入り口近くに吊り橋があったり屋外劇場があったり、なかなか面白い構成になっていました。
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吊り橋は鋼鉄のワイヤーが入っているので頑強ですが、踏み板はところどころかなり頼りない感じ…。
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水面スレスレっていうのもけっこう怖いもんです。
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気をつけないと本当に踏み抜いてしまえる状況になっているのがまた素晴らしい(笑)。


みんなだんだんロケハン感覚になっていって、いつの間にか「ここ、ロケで使えるよね」「(背景の)抜けは…」とか写真を撮りだすのは仕事柄です(笑)。

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四国村は落ち葉の清掃や植物の管理がきちんと行き届いていて綺麗でした。

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私たちは朝一番で行ったので来場者は少なかったんですが、2時間ほど歩いて回ってから出ると、県外ナンバーの車が続々と来ていました。

そんなに歩いた感覚はなかったんですが、携帯電話に内蔵されている万歩計は3,000歩を越えていました。例によって前夜から食べすぎなので、軽い運動になって◎ですね。

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土産物屋さんで売っていた濃厚ソフト(\300)。
せっかく歩いて消費したカロリーを一気に…。

このあと、お約束のうどんをいただきました。


お土産はもちろんうどん。前回は箱買いして帰ったんですが、今回は少し自重(笑)。
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前夜も朝も昼もうどんで、お土産もうどん。家に帰ったらお土産のうどんがすぐに食卓に出てきて、うどんづくしの2日間でした。


映像制作/音響制作/制作技術
株式会社 写楽 www.sha-raku.co.jp
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