大阪の映像制作・制作技術会社 (株)写楽の社長 木内の気ままなブログです。                    (文章や写真を引用される場合はご連絡ください)
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パソコンのバックアップ
昨夜、知人のPCが(システムファイルが壊れたのか)あるソフトの処理が途中で止まるようになってしまって、ソフトを再インストールしても「応答なし…」でどうしようもなくなったとの事。昨日の時点で数時間試行錯誤しても直らなかったようです。お疲れ様です…。
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さて、HDDの損傷が部分的でわずかであれば他のパソコンにHDDを入れ替えたりしてデータを読み出す事はできますが、もっと派手にぶっ壊れてアクセス不能になってしまったら、一般の環境ではまずデータは取り出せなくなります。費用をかけて専門業者さんに依頼するとしても、けっこうな費用と時間が掛かってしまいますし、仕事で使っているならばデータが消えたりPCが使えなくなるのは大問題ですよね。
HDDは異音で不調の兆しが分かる時もあればいきなり壊れて起動しないって事もありますから、転ばぬ先のバックアップはとっても大事です。

てなわけで、よくご存知の方には「何をいまさら」な内容ですが、周囲に聞いてみると意外と皆さん何もしてらっしゃらないようなので…。また、以前、友人に説明したもののなかなか要領を得なかったようなので、私がやっているPCのバックアップのおすすめをば書きたいと思います。
パソコン本体の不調はメモリや放熱関係のトラブルもけっこうあるようですが、今回はやはり頻度の高いHDD障害への対策です。


さて、最も簡単なのは「全く同じPCを2台、同じソフトを2本ずつ購入して一台を現用、もう一台を予備として保管…」と、まあそれが本来のバックアップですが、家庭では無理ですよね。
しかも、PCのデータは日々使って増えるわけですから、単にパソコンの予備機があるだけでは全然ダメ。

できるだけ低コストで簡単にデータ消失を防ぎたい。しかも、いざというとき簡単に元に戻したい。
ということで、バックアップソフトでデータ(OS+データ)を自動的に丸ごとコピーしてしまう事と、システムドライブ(HDD)をカートリッジ式(リムーバブル)に変更することをおすすめしちゃいます。
家庭のPCだけでなく、ノンリニア編集機やDAW、事務用PCなどなどでも有効ですよ~。

まず、私おすすめのバックアップソフトはAcronis True Image
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Windowsのシステム(システムドライブ丸ごとや指定したフォルダなど)をバックアップしたり復元するソフトです。現行のバージョンは11ですが、私が使っているのはバージョン10ですので11の新機能は知りませんが、同種のソフトを色々使ってきた中で、単純明快で使いやすい、どなたにもおすすめできるソフトだと思います。
True Imageの11はちょっと価格が高いのがネックですが、簡単、高機能で信頼性も高いです。(メーカーのまわし者ではありませんが、さらに詳細は画像からのリンクでドーゾ)

最もおすすめなのは、PCにシステムドライブ以外のHDDを追加(パーティションを切るのではなくHDD自体を追加)して、システムドライブが丸ごとバックアップされるようにスケジュールを設定しておくこと。パソコンを起動している時、いつのまにか(バックグラウンドで)1ヶ月、1週間など好みの間隔でシステムの完全バックアップが作られます。追加としては差分(変化があった部分だけ)のバックアップも可。

こうしておくと、システムディスクがいきなり壊れてしまった場合でも、新しいシステムディスク用のHDD(市価1万円前後)さえ用意すれば即座に元通りにできちゃいます。
メーカー修理に出したらデータ復元は別会社で高額…。あきらめて数万円の修理費を払って購入時の状態に戻って帰ってきたらデータは全てサヨウナラ…。なんて事はほぼなくなります。

また、システムドライブを丸ごとDVD-Rなどにバックアップすれば、お好みの状態のリカバリディスクも作れます。(圧縮されるので、うちの事務用PCではDVD-R 3枚に収まります)

以前使っていたDriveCopyPlus(他社製、すでにディスコン)では専用ソフトで起動して作業する必要がありUSBデバイスが使えず、HDDクローンでは不良セクタがコピーされたりエラーで停止する事がありましたが、True ImageはWindows使用中にバックアップができてしまいます。True ImageではUSBデバイスなども使えるのでノートパソコンでも便利そうですね。


で、バックアップやHDD障害時の交換作業が劇的に早いのがリムーバブルのHDDケース。
通常、デスクトップ型パソコンでHDDを交換しようと思ったら、ネジを外して分解して、内部もなんだかんだと外したりしないとダメでやんだくなってしまいますが(笑)、リムーバブルケースではPCを分解しなくても鍵を外せば抜き差しするだけでHDDを交換できます。
TrueImageで(この場合は通常バックアップの圧縮ファイルではなくて)システムディスクをそのまま別のHDDに丸コピーする機能でクローンを作っておけば、システムディスクの故障時にも抜き差しだけで復帰できます。(各種ソフトのライセンス的にもOKですね)
HDDの障害以外にもソフトのバージョンアップなど、使用している環境によって予期せぬ不具合が起こったりする事がありますが、これだと気楽にテストも出来ます。

うちの会社ではシステムディスク用やデータの移動や仮保存用として、IDEとS-ATAの3.5インチHDDをリムーバブル仕様にして60台以上使っていますが、5~6年前からは(会社用も自宅用も)全てラトックシステムのリムーバブルケースにしています。ラトックではPC内蔵用(IDE、S-ATA)のほか、外付け用(S-ATA、USB)のケースがあるので持ち出しにも便利ですよ。

リムーバブルHDDの記録内容の管理は、さすがにいちいち紙に書き出すわけには行かないので、HDDに通し番号を付けてフリーのディスク管理ソフトで(ディレクトリ名、ファイル名、サイズ、日付などから)検索できるようにしています。
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フリーソフト「Virtual CD-ROM Case」
もともとはCD-ROMの管理用のようですが、HDDやDVD、BDでも全く問題なく使えます。エクスプローラー上でフォルダのサイズを表示する「Folder Size」と同様、もはやこの機能はWindows標準にしてほしいくらいです。

リムーバブルHDDは差し替えの手間はありますが、ローカルのS-ATAデバイスとして使うと、1GHzベースのLAN経由でRAIDストレージとやり取りするのと速度はほとんど変わりません。
ラトックのリムーバブルHDDのカートリッジに入れるのは基本的にパソコン内蔵用の3.5インチの(IDEまたは)S-ATAのHDDで、今パソコンショップで買うと1.5TBのS-ATAタイプが\12,000以下、ケース1つは\2,000ほど。PC周辺機器メーカー製のUSBタイプと比べるとかなり割安で、仮保存用としてはコストパフォーマンスはすこぶる高いです。納品後のデータの一時保存用などとしてよく使っています。手動で多重化したりも。
(ちなみにNLEやDAWの作業領域はちゃんとしたRAIDストレージを使用していますよ)(笑)

たくさん積んであるラック内の様子。見た目は…ですがCPは高いです!
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個人的にはラトックの外付け用BOXは問答無用で常時ファン稼動という点と、外付けBOXの電源入力がIEC3ピン(デスクトップPC本体や業務用機材と同じ)であるところが気に入っています。
(3.5インチのHDDを収録現場で使うことはほとんどありませんが)IEC3ピンはどこでも転がってますから、専用のACアダプターとか面倒なものが要らないのが良いです。


話が横道に逸れましたが、macはUSBのHDDを接続してOS X Leopard標準のTime Machine機能でOSのバックアップを取っています。BootCampで入れているWindows XPはWin cloneというフリーウェアを使って(手動で)バックアップしています。(True Imageでは不可)
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win cloneの手動バックアップはちょっと面倒ですが、気が向いた時に思い出したようにやったりしています。何も無しで初めからインストールしなおす事を考えれば楽なもんです。


今回紹介したAcronis True Imageは1万円強。デスクトップPC用の内蔵用リムーバブルケースは5千円くらいから、それに入れるHDDは7千円前後からあります。多少の出費と取り付け作業、ソフトの設定は必要ですが、もう一台予備のパソコンを買っておくよりはるかに安く、万が一の障害発生時にも直前の状態まで簡単に戻れます。
ノートパソコンの場合でも、内蔵のDVD-Rドライブ(USB接続も可)を利用すればDVD-Rにバックアップできます。
1~2万円ほどで購入できるUSB接続の外付けHDDをバックアップ先にするのもひとつの方法ですね。


家庭で使っているパソコンでもデジカメの写真やメールが消えたら一大事。仕事用のパソコンではデータが消失するなんていうことは許されないですから、やっぱりバックアップは必須です。

今回はシステムディスクをそのままバックアップする方法について書きましたが、データをシステムとは別のHDDやUSBメモリーに記録している場合でもバックアップは必要です。その場合でもやはりそのまま複数のメディアにコピーしてしまうと新旧が重複したりして大変なので、バックアップ用のソフトを使って管理しておくと便利ですよ。
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2009/03/09(月) 15:19:33 | 徹底サーチ
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