大阪の映像制作・制作技術会社 (株)写楽の社長 木内の気ままなブログです。                    (文章や写真を引用される場合はご連絡ください)
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気球に乗った話
撮影の仕事をしていると、普段なかなか行けない場所に行ったり、変わった乗り物に乗る事があります。今日は気球に乗った話をば。

何年か前ですが、撮影のお仕事で気球に乗せていただきました。

イメージ写真(笑)  契約や著作権の関係がありますのでフリー素材でw
20090219-1

「気球?」 「ロマンチックぅ~」と思われた方!

地球は青かった。じゃなくて、気球はちょっと怖かった…です。

高度が低かったので「大パノラマ~」みたいな感じまではいきませんでしたが、まあ絶景かな絶景かな。「滅多に乗る事もないし~」と、はりきって(?)撮ってました。

重量制限の関係(私が重いせい?)もあって制作さんやアシスタントさんは地上待機。乗る前に打合せをして撮るべきものは分かっていましたが、全部任されると色々撮っとこう…ていうのがカメラマンの性。
折角だし、デジ(ハンドヘルドタイプのカメラ)じゃなくて画質の良いENG(ショルダータイプのカメラ)で行きたいですねぇ…、と言い出したのは私のワガママ。

ショルダータイプのカメラにショートズームを付けていたのでカメラの全長は70cmくらい。パイロットやキャビン内の様子も撮らなくてはいけなかったんですが、普通に立って乗っているとショートズームでもレンズ先から被写体までが近すぎてマクロ多用…。なかなか思い通りの画が撮れません。

ショートズームに付けるワイドアタッチも持って上がっていましたが、ワイドアタッチもマクロ域でのフォーカスになってしまうのでこちらもズームが使えません。ワイドアタッチは逆光だとフレアが多いうえにゴミも目立ちやすいですから嫌で使わず、カゴに寄りかかって後ろに仰け反って、目いっぱい後ろに下がって撮ったりしていました。

大きいカメラを持って乗るということで、制作さんが転落防止のハーネスなんかも用意してくれていたんですが、いかんせん邪魔でカゴの中で身動きとれず~で、すぐに外しちゃってました。(他の乗員も何も付けてないし~)


落ちたら間違いなくオダブツの高さですが、撮影に集中しているとけっこう身の回りの危険に気が付かない事って多いんですよね。(ファインダーばっかり見ていると特にですね)

そんな私を心配したパイロットのにこやかな忠告…

「急に風が吹いたりしたら落ちますよ~」
「寄りかかると危ないですよ。カゴがボロいですからね~」


そしてさらに笑顔で恐ろしいお知らせが…

「ちょっと古いカゴですから下が腐ってきてますね~」 ギシギシ…
「まあ、おっきなゴミ箱に乗ってるみたいなもんですからね~」


私 「ゴ、ゴミ箱…」 (・。・)

その後、私の行動がやたら慎重になったのは言うまでもありません。
まあ、映像はやっぱりデジより格段にきれいでしたし、素材としても必要以上にたくさん撮れてましたから万事OKという事で。。

(その時撮影した映像はけっこう多くの人の目に触れているんですが、どこの何なのかは大人の事情で……です)


気球…。 見るからにロマンチックな乗り物でありますが、カゴ(ゴンドラ)は籐製。見方を変えればそれは巨大なゴミ箱…。
古くなるとパキッと割れたり、水に濡れると腐って底が抜ける籐のゴミ箱に命を預けて大空に舞うのであります…。 と考えるとちょっと怖いでしょ。


しかし、気球はすばらしい体験でした。景色ももちろんですが、何よりバーナーを焚いていない時、無音のまま空を飛んでいるという感覚がとても印象的でした。あれは感動します。

気球のカゴは、軽いのと着陸時に衝撃を吸収してくれるので籐製なんだそうです。お茶目なパイロットには脅かされましたが、家族を連れて乗ってみたいですね。どこか乗せてくれるところはないんかな?

なかなかチャンスはないですが、一生に一度は乗ったほうが良いです。
同じ籐のカゴでも、コケて自宅のゴミ箱に足を突っ込むのとはわけが違います。(笑)
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